蒲郡みかん

爽やかな酸味と上質な甘味 蒲郡が生んだ最上級の果物

蒲郡市は、海と山に囲まれた温暖な気候で、温室みかん、露地みかん栽培が盛んです。平成20年6月13日、愛知県内の農産物で初めて地域ブランド(地域団体商標)に認定されました。

「蒲郡温室みかん」を中心とした食味の良い高品質なかんきつの周年供給や省エネ栽培技術等が評価され、平成21年「第39回日本農業賞」の最優秀賞である大賞を、JA蒲郡市が受賞しています。


商標登録第5140387号 蒲郡みかん(がまごおりみかん)

蒲郡温室みかん (4月中旬~9月下旬)

品種を宮川早生に統一し、高い糖度と程よい酸味を兼ね備えたみかんの中のみかんです。糖度と酸味のバランスが良く味にコクがあり、内袋は柔らかくとろけるような食感です。外観は紅が濃くキメが細かい“絹肌みかん”と称されます。 地温冷却栽培法(土を冷やして、木に冬が来たと思わせ花を早く咲かせる栽培法)を導入し、4月上旬から9月下旬まで美味しい温室みかんを栽培、出荷しています。佐賀県に次いで全国2位の生産高を誇っています。

蒲郡温室みかん

露地みかん

蒲郡は、降雪・降霜日数が少なく温暖なことと、冬季の日照量が豊富なこと、また山と海に囲まれた地域で、山麓から海までの距離が短く、全体に緩やかな傾斜を持った扇状地であるため、水捌けがよく糖度の高いみかん生産に適しています。 蒲郡の露地みかんは、三河湾の温暖な潮風と太陽をいっぱいに浴びた豊かな自然から生まれた美味しいみかんです。

早生みかん

(10月下旬~1月上旬)
夏の乾燥により果汁が濃縮された、甘さと酸味のバランスの良いコクのある味わいが自慢です。蒲郡の豊かな自然の美味しさをお楽しみいただけます。

箱入娘

(11月下旬~12月中下旬)
みかんの樹の下に白いシートを敷き、余分な水分をいれないことで糖度を高くする「マルチ栽培」園地の中から、特に味の良い果実を厳選したみかんです。果皮が薄く中身がしっかりとして、甘さがたっぷり。内袋が柔らかくとろけるような食感です。

蒲郡青島みかん

(1月上旬〜2月下旬)
早生に比べひとまわり大きく扁平な形が特徴です。風味は濃厚で糖度が高く味にコクがあり、味わい豊かなみかんです。

蒲郡せとか

(1月上旬~2月下旬)
果皮はむきやすく橙色が濃く、表面が滑らかで、きれいな果実です。内袋ごと食べることができ、コクのある味わいで果汁も多く食味が大変良好です。

蒲郡はるみ

(1月中旬~3月中旬)
豊かな香りと甘くて爽やかな味で、果皮がむきやすく内袋も柔らかいので袋ごと食べられます。口に入れたとたんプチプチとした食感とジューシーな果汁が広がります。

蒲郡樹熟デコポン

(4月上旬~5月上旬)
ハウスの中で、完熟になる(出荷直前)まで樹上で栽培されています。完熟デコポンは抜群の甘さと適度な酸みが調和し、内袋の柔らかさが相まってとろける旨さが感じられます。まさに“デコポン本物”の美味しさです。

ハウス南津海(なつみ)

(4月中旬~5月中旬)
袋ごと食べられる飛び抜けた甘さが特徴です。「甘い」「むきやすい」「食べやすい」と3拍子揃った美味しさです。

蒲郡みかんを味わう・楽しむ